4月9日(日)

11時頃起床。久しぶりにダラダラした朝を過ごした。
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運動がてら吉祥寺へ行く。ヨドバシカメラでPC用のキーボードを物色。店内でゲーミングPCセットを恍惚とした表情で見つめる少年たちを目撃した。ユニクロで下着を買い、ウッドベリーズを食べようと列に並んだが、10分待っても全く進む様子がないため離脱。街が全体的にめちゃめちゃ混んでいる。
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帰宅後、友達のZINE掲載用に参加した対談の原稿をチェック。自分の思ってることの3割くらいしか言葉に出来ていないことを感じて面白いなぁと思った。

2月9日(木)

先日、会社の人と飲みに行った際に、これまでの人生について30分くらいインタビューを受けた(どんな子供で〜どういう風に育ち〜どういう経緯で今の会社で働いているか)。ひとしきり聴き終えたところで「○○さんは、興味・関心の人ですね」と言われ、妙に腑に落ちてしまった。確かに、居場所は色々だったけれど、その時の興味に突き動かされて選択をしてきたのは確かである。
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そして、今、まさに、現在の環境に、飽きている。
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私にとって職業人生とは、旅行に近いのかもしれない。町と、そこに暮らす人々を知ることが純粋に楽しい。ひと時の間、住まわせてもらう代わりに労働力を提供する。そんな風に居場所を転々としながら、生きて行きたいのだと思う。

1月5日(月)

3日の朝に猫が亡くなった。急死とはまさにこのこと、あまりに突然のことでショックが大きいのと、まだ3歳で死は当分先の話だと思っていたのもあって、体がえぐられるような寂しさがある。猫が死ぬ直前にした聞きなれない咳を耳にしたという夫は、私以上にショックが大きかったようで、テンションの高低が激しい。友人に電話をしまくり、話すことで自分を慰めているようだった。
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夫婦でたびたび抱き合いながら泣き、命、喪失、愛について、ぽつぽつと語り合った。
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病院で紹介された深大寺の動物霊園で供養をしてもらった。
深大寺は、手入れがされたお寺と、古いながらも活気に溢れる茶屋通りが印象的で、新年ということもあってか高校生のアルバイトさんたちが実際に必要な人数の3倍くらいいる雰囲気にも、なんだか楽しい気分にさせられた。付近を流れる川の水がとても澄んでいて、心なしか空気も綺麗な感じがする。陽がキラキラと、小さな金平糖のように輝いていて、とても優しい気持ちで見送ることができた。
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帰宅して、なんだか今日は自由に過ごしたいねぇと、「すいか」と「俺の話は長い」のDVDを見てダラダラした。

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悲しいけれど、三が日の早朝に診察をしてくれた病院が本当は休診日だったことを後で知ったり、ご近所の知り合いが状況を告げた10分後にお花を持って駆けつけてくれたり、突然相談した写真家の友人が快く撮影を引き受けてくれたり、SNSで訃報を知った友人が絵を送ってくれたり.........こういう時に悲しさや寂しさだけでなく、嬉しさや有難さで涙が出ることを私は知らなかった。
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あなたのような可愛くて、おもしろい猫と毎日を過ごせた私は、本当に幸せだった。大切だと思えるものがあることが、たまらなく幸せだと知ることができた。

11月7日(月)

長らくジョブ・ホッパーで、状況が頻繁に変わる環境にいたので気付かなかったけど、仕事とは飽きとの戦いなのかもしれないとしみじみ思う今日この頃。逆に言うと、これまでは飽きがくると転職していたのかもしれない。

 

夜、19時に仕事を切り上げジム・デビュー。運痴の化身のような自分が、早歩き程度ではあったが20分程度のジョギングが出来て素直に感動。

11月6日(日)

キャリコン講座、全12回のうちの11回目。最終日は振替で他のクラスに参加する予定のため、最後にご挨拶をした。
人事職向けの資格のイメージが強かったけれど、特にカウンセリング部分は幅広い場面で使える人との関わり方を学ぶ良い体験だった。あと、久しぶりに"クラス"のようなものに参加をして、集団の中での己の浮き具合(正確に言うと、馴染むことを拒否している自分?)を感じた数ヶ月だった

 

終了後、新大久保でいつものメンバーと飲む。
カムジャタンがすごく美味しかったけど、じゃがいもが少なめで寂しい。

3月6日(日)

BTS宿泊会を終え、神田の駅前でお粥定食を食べる。東京マラソンを横目に見ながら中央線で帰宅。

 

夫の実家の猫が亡くなり、葬儀を終えた義実家家族と少しだけ顔合わせ。私も参加するべきだった・・・よなぁ、こういう時の判断は未だに迷う。

 

家族の気持ちが不安定な状況が続いていて、話を聞いていたら自分も将来に対する不安がむくむくと沸き上がってきた。
決して今は悪い状況ではないと思うけれど、ここ6〜7年くらいの会社員生活に完全に飽きてしまっているのだ。30代の身のこなし方も掴めてきたところで、何らか新しい景色が見たいのだと思う。先日ラジオで聞いた「人は不安より不幸を選んでしまう」という言葉、不安が辛いくせに、コンフォート・ゾーンでぐちぐちと文句を言いながら生きていくのも嫌なんだから、自分が本当に面倒くさい。

1月30日(日)

夜、渋谷WWWで行われたランタンパレードのライブへ行く。

 

WWWの感染症対策がしっかりしていたのと(各種プロセスに関わるスタッフ一人一人が丁寧な対応をされていた)、この状況の中で集まったお客さんからルールを守りながらこの時間を楽しもう、この場を大切にしようって想いが伝わってきた気がして、静かだけど温かい夜だった。

ランタンパレードは、ほぼMCなし(二回程度「ありがとうございます」と言ったくらい)、アルバム「love is the mystery」の曲をきっちりやりきって終了。演奏が素晴らしかったのに加え、この潔い構成に「っぽいな〜〜〜!」と思う。

どんなライブが良いライブか?と聞かれたら、今の私だったら「そのミュージシャンの人柄が感じられるライブ」と答えるなと思いながら帰宅。